初心者向けミラーレス一眼 メーカー別雑感 2020年02月時点
前提条件
- 旅行や登山にいくにあたってミーハーにカメラが欲しくなってきた
- 高級コンデジと迷ったけど、せっかくなのでレンズ交換式のミラーレス一眼を検討
- 予算としては一桁万円が目安
- 新品の最新機種を買うには少ない額だが、いくらリセールバリューが高い市場とはいえ続けられるか不安な趣味にこれ以上はかけられない
- 中古モデルはよっぽど欲しい機種があったら検討する程度
- そのため基本は新品のレンズキットを候補に
- 掲示している価格は執筆時点での価格.com最安値
- いうまでもなく独断と偏見の塊
Canon
- 泣く子も黙るカメラシェア1位のメーカー
- ビギナー向け機種はEOS Kiss M、EOS M200、EOS M6 Mark IIあたり
- ビギナー向けミラーレス一眼の定番としてEOS Kiss Mをアピールしているが、店頭で触ったらチープすぎて絶句してしまった
- 筐体はいかにも安っぽい印象を受けてしまったし、メカシャッターの感触はとてもじゃないけど所有欲をそそられるものではない
- EOS M200やEOS M6もうーん…という印象だったので選択肢外に
Nikon
SONY
- ミラーレス一眼の市場ではおそらく最も勢いがあるメーカー
- ビギナー向け機種としてここ数年でα6100、α6400、α6600とラインナップを一新
- 一番惹かれたメーカーであることは確か
- 予算的にα6100に決定!となりかけたが、カメラ本体に手ブレ補正機能がないことが無意味にちょっと気になり始める
- レンズを選ぶ際に手ブレ補正内蔵か否かが選択肢になってしまうため…だが、今思えばそんなこと気にする??ナンデ??
- そうなるとα6600しか選択肢がないがボディだけで予算オーバー
- 旧機種でα5000、α6000もあるが、上記の通りラインナップが一新されているからこそ積極的に選びたい理由にならず
Panasonic
- マイクロフォーサーズマウント一本かと思っていたら最近フルサイズのLマウント機種も出していたメーカー
- 選択肢としてはDC-GF9かDMC-GX7MK3
- 前者は店頭で触った印象としてほぼコンデジ
- 後者はかなり気に入ったけど、後述する最終的に購入した機種と比較して値段で負けてしまった
- 一世代前のDMC-GX7MK2も検討に入れればよかったとちょっと後悔
FUJIFILM
- 今考えればもっと調べればよかったと後悔しているメーカー
- 初心者~中級者向けモデルとしてX-T200、X-A7、X-T30、X-E3とそれなりに幅広く揃えている
- また1~2年で新モデルを出すなど製品サイクルも早いので旧機種も十分に選択肢になりうる
- 店頭でX-A3、X-T100をちょっと触り「のっぺり四角い」という雑な印象だけをもって選択肢から外してしまったのは浅はかすぎた
OLYMPUS
- マイクロフォーサーズマウント一本足打法を宣言しているメーカー
- 最終的に選ばれたのはOLYMPUSでした
- 候補となったのはE-PL9とOM-D E-10M MarkⅢ
- 最新機種としてE-PL10もあるが、積極的にE-PL10を選びたくなるほどの進化もなかったので値段的にE-PL9の方がおすすめ
- E-PL9とOM-D E-M10 MarkⅢの差も自分にとってはEVFを取るか、軽量さを取るかくらい
- というわけで最終的にOM-D E-M10 MarkⅢに決定!!!
- 最大の決め手は値段
- ダブルズームレンズキットで6万を下回っているのは流石に大きい
- 画素数の少なさは気になるものの、ボディ内5軸手ブレ補正内蔵やクラシックなデザインも後押しとなった
最後に
- 記事にもある通り、もはやスマホでは「1億画素カメラと100倍ズーム」が出てくる時代
- Huaweiが今春発表するP40はこのGalaxy S20 Ultraに並ぶか上回るレベルのモデル
- そのため素人が撮影するならば、たとえ3桁万円のカメラを使っても最新フラグシップスマホの方が「良い」写真が取れると思う
- ただ今回ミラーレス一眼が欲しくなった理由はキレイな写真を撮りたいというよりも、設定を自分の思うままにいじることや、レンズ選びなど、カメラそのものを楽しみたいという動機の方が強かった
- そういう意味でも、コストパフォーマンスに優れたエントリーモデルでありつつ、安っぽさもないOM-D E-10M MarkⅢを選択できてよかったかなと
- 半年後にメルカリに出品していないことを切に願う